サピックス小4生の学習法 | 保護者会動画より
こんにちは!オロロン( @ororonjuken)です。
この記事では、新小4が始まる前のサピックスの保護者会のまとめについて紹介します。
4年生になるタイミングで授業も週2コマになり、どうやって毎週回していけばいいか不安ですよね。
校舎から発信された保護者会動画のメッセージをまとめたので、4年生の学習方法の参考にしてください。
ちなみにオロロンは3年生の時に保護者会の動画の視聴期限に間に合わず、1回も視聴できていません。
期限切れで視聴できなかった方にも是非見てもらいたいです。
サピックス新小4保護者会:総括
サピックスから保護者会動画が配信されました。校舎ごとに配信されるようです。
オロロン長男の通う校舎では、総括20分、国語30分、算数30分、理科20分、社会15分くらいの長さでした。
全体のポイント
- 苦手教科を作らない
- 勉強習慣をつける
勉強習慣については、2・3月のうちに【授業で習ったことを1週間で身に着ける】習慣をつけることが大切!
授業後当日(or翌日)の振り返りと、家庭学習の優先順位付けはマスト、だそうです。
テストについて
3年生と異なり、ほぼ毎月テストがあります。
テストの種類 | 試験範囲 | コース昇降 | コース昇降制限 |
マンスリー確認テスト | あり | あり | あり |
復習テスト | あり | なし | – |
組分けテスト | なし | あり | 無制限 |
マンスリー確認テストと復習テストは同じようなもので、組分けテストがある月はコース昇降のあるテストはしませんよということでした。
テストの結果「ミスしちゃったね」で済まさないこと、できたら家族みんなで喜んであげることが大事!
今後の学習における留意点
学習姿勢について
- 計算・漢字を日々の習慣にする
- ていねいな学習をしているか?を意識
文字・数字を書いているかのみならず、わからないことを放置しない、自分で調べようとするというのも大事。
大切なのは学習意識・習慣が身についているかということ!
4年生の位置づけ
- 4科バランスの良い学習をする
- 基礎学力を身につけ、単元学習をはじめていく
保護者のかかわり方
- 計画的に学習できるように関わっていく
- 短時間の学習と、じっくり取り組む学習を区別
この考えはあまり持っていなかった。3年生で言うと短時間=チャレンジサピックスの内容、じっくり=デイリーサピックスの内容、でしょうか。
- 感情的にならず、プラス思考で
マインドも大切なんだなぁ。
サピックス新小4保護者会:国語
国語:A授業
- デイリーチェック(テスト):漢字・知の冒険・言葉ナビから20問出題されるテスト。1週間後に返却される
- 授業ではコトノハ・読解メソッドを中心に説明
新しい用語がいっぱいあって混乱。現物が来たら整理しないと…
国語:B授業
- B授業は長文読解テキストを使用する。
- 読み方を身に着ける1年間となる。
国語:ポイント
基本的には【学習の手引き】の内容に沿った説明でした。
国語:【学習の手引き】より、優先順位
- デイリーチェックの間違い直し
- A漢字の学習
- A知の冒険・言葉ナビの次回テストの範囲
- Aコトノハ・読解メソッドの復習
- Bで扱った問題の復習、後半の★問題の取り組み
- A読解演習
- B残りの問題
A授業・B授業とも、授業用・家庭用に1冊ずつ、計4冊ノートを用意するようです。
サピックス新小4保護者会:算数
4年生の算数の学習とは
- 4年生の学習は、体系的な学習の第一歩
- 4つの分野「数と計算」「図形」「文章題」「場合の数・規則性」
- 5・6年の基礎となる学習のため、反復練習が必要
- B授業→A授業→基礎力定着テストという流れ
算数:B授業
- 新しい内容
- 授業では奇数ページを実施する。同じ問題が偶数ページにあるので、必ず翌日中に取り組む。
- コースによりどこまで実施するかは異なる。
- 家庭学習用のステップABCは、ノートやコピーに実施し、提出して見せる。
算数:A授業
- 前回のB授業の内容。類題演習となる。
- デイリーチェックテスト(前回の復習)10分くらい。
- 計算問題
- 計算力講座:計算手法の確認。必ず取り組む。
- 計算力コンテスト:1~30基本、31~50応用。できるところまで集中して取り組む。
算数:基礎力定着テスト
- 授業開始前の16:30~17:00に実施。
- 表は基礎トレから、裏面は前々回のB授業から
算数:ポイント
- 季節講習を休まない。
- 無理に扱っていない問題までやらない。指示されたものを着実に。
- 計算練習が一番大切。少数・分数は市販の教材の活用もする。
- 基礎トレは毎日時間を決めてやる。
サピックス新小4保護者会:理科
理科:学習目標
- 理科を楽しむ
- 正しい学習習慣をつける
- 理科を楽しむのは、最初が肝心。
- 4年生はまず季節感を楽しむ。
- 定期的に配信される理科とくべつ動画(家庭でできる実験)も季節感を取り入れている。
- 1週間のうちに単元をマスターする。丸付け、直しをしっかりする。
理科:デイリーチェック(確認テスト)
- 左80点(テキストにある)、右20点(発展、初見)
- 直しがとても大切。マンスリーテスト前に直しをする。
理科:授業
- 表紙は季節感があるものを取り扱っている。
- テキストの「一緒に考えよう」はみんなで話す学習。積極的に発言するようにする。
- 4年はノートなしでよい。
- テキストは全部で6ページあり、すべては授業でやらない。
- 授業の復習が大切。授業でどんな考え方をしたか、思考の過程を深堀する。
季節感、というキーワードが何度も出てきました。
理科:家庭学習
- テストの直しと復習をしっかりやる。復習は表紙と「一緒に考えよう」を中心に。
- 親からも話を聞く。授業から帰ってすぐか、翌日に。
- テキストの「確認しよう!」は自力で読んで学習する習慣を付ける。
- ポイントチェックは穴埋め式で、わからないときは「確認しよう!」を見ながら。
- 問題演習は、6問+発展問題1問。授業で家庭学習の範囲が指示される。
- 1問ずつ丸付け、直しをしてから次の問題へ進む
- デイリーステップ(毎日)1日1題ずつ毎日解く。
- 【季節の図鑑】表紙の裏にある季節の図鑑を読む。
- テストは3月の復習テストから開始
だんだん「確認しよう!」とか「一緒に考えよう」とか「デイリーステップ」などの新キャラが増えてきてわからなくなってきました。
テキストの現物が早くほしいです。
サピックス新小4保護者会:社会
社会:学習方法
1週間、1か月のサイクルで家庭学習を組み立てられるように習慣づけることが大切。
- 記憶が新しいうちに授業での話を引き出す。
- テキストの確認問題を集中して解く。
- 演習直後に丸付けをして確認、ノートに知識メモを付ける。
- テスト直前に確認する。
地理とはどういう科目かの説明がありました。
地理とは、各地の地形・気候を知ることにより、どういった産業があるか、どういった生活があるかを学ぶ
そして地域が変わるとどのような変化があるか、について学ぶ科目である。
社会:授業スケジュール
2月・3月は家庭科的な内容。身近なもので社会の勉強リズムを付ける。
共学の慶應中等部や渋渋では好んで取り上げられる単元となる。
今後の学習内容は以下の通り。
時期 | 内容 |
2月~春期講習 | 家庭科的・身近なもの |
4月~夏期講習 | 地方ごとの地名・気候・産業 |
9月~ | 産業ごとの社会科 |
5年2月~夏 | 地理 |
5年9月~ | 歴史 |
6年5月~ | 公民 |
社会:副教材
- アトラス(サピックス地図帳)
- 白地図トレーニング帳(指示がある)
4月~夏までアトラスを使うそうです。地図を見て漢字も覚えるように!
社会:授業
デイリーチェック(テスト)あり。
社会:家庭学習
- テキストを読む、確認問題を解く、デイリーステップ(問題)を解く、デイリーチェック(授業時のテスト)というように進める。
- 地理は漢字で答えられるように練習する。
- マンスリーテストは難易度が高い。デイリーチェックで正答率が低いものや、難しい漢字も出題する。
サピックス小4生の学習法 | 保護者会動画のまとめ
全教科に共通しているのは学習習慣をつけるということだと思いました。
3年生とはボリュームも学習内容も大きく変わります。
サポートする親がどんな視点で学習に取り組むべきか、しっかり理解して挑みたいですね。
まだテキストを見てわかっていないことも多いので、実際にテキストを入手したら科目ごとに学習方法を深堀りしていきたいと思います。